サザエさんの都市伝説《タラちゃん成長期と幽霊屋敷》
日本の国民的アニメ「サザエさん」。
核家族化が進む中、祖父・祖母・父・母・息子・娘・孫、の全員が揃って暮らしているサザエさん一家は貴重な存在ともいえるかもしれない。
そんな「サザエさん」だが、信じられない展開の幻のストーリーが存在する都市伝説があるのだ。
幻の「タラちゃん成長期」
それが『タラちゃん成長期(1985年)』である。
これが、あまりにサザエさんの世界観に合わない内容だったという。
その内容とは…
タラちゃんが夢のなかでオリンピックに出場する、という話なのだが、このタラちゃん、筋肉増強剤を使ってドーピングしているのだ。
実はこの脚本を書いたのは「古畑任三郎」などで有名な三谷幸喜。
下に続く。。。
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この脚本を見た担当プロデューサーはあまりの内容に激怒し、この内容で放送されることはなかったという。
そして、タイトルの『タラちゃん成長期』だけを採用し、別の内容に差し替えたものを放送したという。
確かに、筋肉増強剤というルール違反を国民的アニメで行うのは…
しかし、なぜ三谷幸喜がこのような内容の脚本を執筆したのか謎ではあるが、この一件でサザエさんの脚本を降板することとなったという。
サザエさんは浪人生に気をつかう
伊佐坂家の長男「じん六」。 20歳の浪人生(2浪中)である。
実は、じん六は浪人生という設定のため、アニメ版では大学受験シーズンに当たる1月期はほとんど登場しない。
サザエさんは浪人生にも気をつかうということだ。
幽霊屋敷「サザエさんの家」
『サザエさんの家』と呼ばれる幽霊屋敷が神奈川県鎌倉市にあったのをご存知だろうか。
”夜中に武者が徘徊している”
”秘密の地下室がある”
…こんな噂のある廃屋。
”鎌倉市にはサザエさんの家という幽霊屋敷が実在する”
という話がネット上や口コミで広まり、心霊スポットにもなっていたのだが、2003年末に起きた不審火により建物の一部が焼失、その後更地にされたという…
しかし、実際に物語で出てくる『サザエさん一家』の家は東京都世田谷区にあるとされている。
なぜこのような都市伝説が広まったのだろうか。
まず、『サザエさんの家』という名前だ。
これは廃屋の入り口に『磯野』と書かれた表札があったため、と言われているが、近隣住人の中には「そんな表札はなかった」という人もいるため、真偽は不明。
廃屋になった理由も様々な憶測があり、
”かつて住人が皆殺しにされた” ”家族全員でガス心中をした” ”地権者側の相続問題で…”
というものが知られている。
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実際のところ、この廃屋は地権者側の都合によって30年以上前から放置されていたにすぎなかったが、いつの頃からか怪現象が起きる、幽霊が出るなどさまざまな噂がささやかれるようになった。
そして「幽霊屋敷」として一部で知られるようになり、全国各地から多くの者が心霊スポットとして肝試しに訪れるようになった。
この廃屋は私有地であったので関係者以外の立入は禁止され、敷地は塀や有刺鉄線で囲まれていたが、かえって廃屋にいわくがあるという噂を広める結果になり、肝試しを目的として敷地内部へ侵入する者も後を絶たなかった。
さらには敷地内に立ち入るだけでは飽き足らず、建物などに落書きを行ったり、深夜に騒いだりする者も多く、周辺住民に迷惑がかかる事も多かった。
地元では2003年に起きた不審火もこうした心無い人によって引き起こされたものだとする見方もある。
イクラちゃんは言葉を使い分けている
ノリスケとタエコの子ども「イクラちゃん」。
まだ1歳ということもあり、喋る言葉は「ハーイ」「バブー」「チャーン」ほとんどこれのみである。
しかし、これらの言葉にはちゃんとした意味があるのだ。
「ハーイ」 →分かった、うれしい
「バブー」 →機嫌が悪い時
「チャーン」 →誰かを呼ぶとき、返事をする時
といった具合に、状況に応じて使い分けているという。
無意味に言葉を発していたわけではないのだ。
「サザエさん」を見る際には、イクラちゃんの発言にも注目してみてはいかがだろうか。
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