もののけ姫の都市伝説「隠された秘密と裏設定」

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もののけ姫」には、スタジオジブリの他の長編アニメの例に漏れず、数々の都市伝説を秘めている。

話題をさらった作品になるほど、都市伝説が生まれやすいのだ。

それまでのジブリにも「となりのトトロ」や「火垂の墓」「天空の城ラピュタ」などの大ヒット作があった。

しかし、「もののけ姫」には過去の栄光を上回る成功と、その背景となる都市伝説が隠されている。

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もののけ姫は莫大な制作費で税金対策!?

スタジオジブリのアニメというと、どの作品にも莫大な制作費がかけられていると思われがちだ。

が、過去の作品と比較すると、「もののけ姫」の制作費は莫大だ。

これには、税金対策だという都市伝説がささやかれている。

宮崎駿監督自身、制作費の大きさを証言し、実際に通常なら5万枚から7万枚程度の作画となる長編アニメーションが、「もののけ姫」では14万枚にもおよぶ大量の数の作画を誇っている。

アニメの制作費で一番かかるものといえば、人件費

これだけの作画を生み出すには、一体どれだけの労力と報酬が費やされたのだろうか。

 

差別について考えさせる登場人物たち

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「もののけ姫」の舞台は日本、それもタタラ場という謎めいた施設が登場する。

外部から隔絶され、独特の規制の中で切り回されているように見えるこのタタラ場は、本来女人禁制だ。

そこで虐げられた娘達を買い、仕事を与えているのがエボシ御前なる女性。

自分たちを救ってくれたエボシ御前を神のように敬う女性たちは、女性であるがゆえに虐げられるという現代でも未だに残る女性蔑視へのメッセージとも受け取れる。

が、都市伝説ではさらに、タタラ場はハンセン病の隔離施設なのではないかと噂されている。

というのも、このタタラ場で働く人々の中には、包帯姿で寝込む人がいるからだ。

包帯姿なら怪我をしていると表現しそうなものだが、劇中では病気だとされている。

ハンセン病は皮膚症状が出ることから、昔から世界中で感染者が差別的な扱いを受けてきた。

日本でも例外ではなく、ハンセン病だと診断されると地方の隔離施設に追いやられ、一生を過ごすことになった。

すでにハンセン病は完治すると知られるようになった現在でも、若い頃に隔離されて他に行き場のない人が施設で暮らしているほどで、こうした背景を宮崎監督らは観客に考えてほしかったのではないかといわれているのだ。

 

「アシタカせっき」というタイトルを提案した宮崎監督

作品が完成間近という頃になって、宮崎駿監督が突然こう言い出した。

鈴木君、もののけ姫のタイトルなんだけど…アシタカ聶記(せっき)でいこうよ。

鈴木君といのは、スタジオジブリの名物プロデューサー・鈴木敏夫氏のこと。

聶記というのは簡単にいえば日記を意味するので、宮崎監督はこの物語の主人公のアシタカが日記風に語った後日談というイメージにしたかったのだろう。

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結局、宮崎監督が勝手に言い捨てて去ってしまったため、鈴木プロデューサーは「もののけ姫」のタイトルを押し通したらしい。

いわば鈴木氏の強行のようでもあるが、「アシタカ聶記」では伝説的な大ヒットは生まれなかったのではないだろうか。

 

もののけ姫には絵本があった

次々といとも簡単に長編アニメを生み出しているかに見えるスタジオジブリだが、実は構想に長い年月を費やしている作品も少なくない。

「もののけ姫」は1997年の公開だったが、実は1980年にはすでにその構想があった。

時代背景も戦国時代のような感じで、その後長編アニメとなった「もののけ姫」とは全く異なるストーリーなのだが、トトロに出てくるねこバスによく似た怪物キャラが登場するなど面白い。

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実はその怪物こそ人間が変身させられていたようで、物語では姫らしき娘と何かある様子。

つまり、美女と野獣風のストーリーなのだ。

この絵本は出版されたものなので、持っている人もいるかもしれないが、その存在はもはや都市伝説化している。

 

トトロに進化した?コダマ

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ジブリアニメの中では、他の作品の登場人物などがシンクロしているケースも多い。

中には完全に都市伝説として語り継がれているだけで、実際には何の関係もない場合もあるかもしれないが、こんなエピソードもある。

「もののけ姫」のラストには、木霊(コダマ)が登場する。

人の姿のようでいて、目は空洞、体は真っ白で裸?というコダマは、何百年も経った後にトトロに進化したというイメージが宮崎駿監督の中にはあったらしい。

 

ナウシカファン必聴の村娘の声

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他の作品とのシンクロというと、声優にもいえる。

「風の谷のナウシカ」のナウシカを担当した声優・島本須美が「もののけ姫」にも登場しているのだ。

その声とは、エミシの一族の娘の一人で物語の序盤に出てくる。

 

エボシの裏設定

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タタラ場で女性たちを率いるエボシ御前の出生も、都市伝説ではよく取り上げられている。

エボシは、タタラ場にやって来る前には海外にいたらしい。

少女の頃に、異国に売られて中国で倭寇の親分に買われたのだ。

そして親分を殺して金銀を奪い、日本に戻ってきたのだが、つまりは人身売買の被害者だったということ。

長らく娼婦として虐げられた暮らしをしてきたから、タタラ場でも女たちを助けたのだろう。

しかし、非情な精神も持ち合わせており、生きていくためには弱肉強食だということも身にしみて感じているに違いない。

 

宮崎監督お気に入りで殺されなかったエボシ

そんなエボシは、モロとの戦いによって腕をもぎとられる。

が、構想の段階では、実はエボシは死ぬことになっていたらしい。

ところが、宮崎駿監督がエボシを気に入っていて、「エボシは殺せない」と発言しだしたために死なない設定になったらしい。

 

ラストがぼやけた理由

こうして、最終段階のツメに入ってまで、ストーリーを180度変えてしまうこともあるジブリアニメ。

「もののけ姫」の場合は、ラストが何となくあいまいな感じに仕上がっている。

これは、宮崎駿監督自身にも、方向づけが明確にできなくなってしまったからではないかと、都市伝説ではいわれている。

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