ジョジョの奇妙な冒険の都市伝説《未来を予言していた怖い裏話》
大人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」を皆さんはご存知でしょうか?
1986年に週刊『少年ジャンプ』に掲載され、その後『ウルトラジャンプ』へと引き継がれ現在に至る、長編漫画です。
超能力「スタンド」を持った人々の戦いを描いた冒険漫画で、様々な媒体で映像化されてきました。
この作品を知っている人も多いのではないでしょうか?
実はこの漫画には多くの都市伝説が絡んでいると言われています。
それは、どの様な内容の都市伝説なのでしょう?
今回はそれらついての検証をしていきたいとおもいます。
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9.11を予言していた?
30年以上の歴史を持った「ジョジョの奇妙な冒険」。
その中でも最も人気があるのは第3部「スターダストクルセイダーズ」なのですが、これに絡んだある都市伝説が有名になっています。
この話の中で、黒幕から派遣された未来を予知する能力を持った悪役「ボインゴ」がでてきます。
彼の能力は未来を予知する漫画を出現させ他の悪役に有利な情報を与えるというキャラクターなのですが、その内容があの「同時多発テロ」を予言していたのではないか?と話題になっているのです。
問題のシーンがこちらです。
ボインゴは主人公たちと遭遇する前に脇役に自分の能力である「未来予知の漫画」をみせつけます。
そこにはのちに死ぬキャラが「9・11」という数字の書かれたシャツを着て「10時半だ」というセリフを発するシーンがありました
覚えている人は多いと思いますが、「同時多発テロ」というのは別名「9.11」ともいわれています。そして「10時半」という時間はなんと9.11が起きたアメリカの時刻とされているのです。
これだけでは、まだわかりませんが次のコマでは衝撃的なシーンがうつります。
なんと電柱に刺さって死ぬと書かれています。
一部のマニアがこの電柱が世界貿易センタービルにみえ、さらには飛行機が左下にうつっていることなどから「9.11」に類似しているのではないか?という噂が語られています。
さらによくみると、左上に三日月がありますがイスラムの証として三日月のイラストはよくつかわれることからこのシーンは9.11を暗示していたのではないか?といわれております。
ちなみに本作は1989年~1992年に制作されたものです。
これはファンの間でもかなり有名な噂であるらしく、作者の荒木飛呂彦さん曰く「なんでこんなものを描いたのかわからない」と本人が薄気味悪がっているそうです。
実際に起きた事件と似ている?
もうひとつ有名な噂は、ジョジョ 4部「ダイヤモンドは砕けない」という話に出てくる小林玉美というキャラクターの行為が、日本で起きた史上最悪といわれる犯罪を行った主犯によく似ているという噂があります。
↑の画像で「よっ」と軽く挨拶をしているのが小林玉美です。
ずいぶん愛想がいいですが相手の罪悪感に対して錠前を仕込みそれを利用しお金をだまし取ったり、洗脳する家を乗っ取ろうとするという嫌なタイプの男です。
彼は主人公の一人である広瀬 康一にターゲットをしぼり、彼やその家族をおどして破滅させようとしますが失敗し敗北してからは広瀬の弟分となります。
と書けばよくあるキャラですが
実は彼とよく似た犯罪を起こした人間がいて、起こした事件が「日本史上最悪の事件」ともいわれております。
さらに、なんと二人もいるようです。
それは1998年に起きた北九州市で起きた「北九州監禁殺人事件」なのですが、主犯の松永太は金持ちの家庭や知人を狙いふとしたことから因縁をふっかけ、相手の精神をコントロールし家族同士を監視させ財産を奪うと、用済みになったので殺し合わせたという衝撃的な事件がありました。
さらにその後、2011年に「尼崎事件」が起きます。
この主犯となった角田美代子容疑者は裏で暴力団とつながっていて、彼らからノウハウをもらいながら20年以上も知人一家をターゲットにしてちょっとしたことからすぐにクレームを入れ家族同士を監禁し殺し合わせた事件だといわれています。
と、書くとただの偶然の一致にみえますが実は作者の荒木飛呂彦は過去作「魔少年ビーティー」で主人公の親友一家に当たり屋行為を行い、そこから財産や家を脅し取り一家を乗っ取ろうとする悪役の「そばかすの不気味少年」がでてきます。
ファンの間では小林玉美やそばかすの不気味少年はこういった事件にそっくりだと話題になっています。
ちなみに「魔少年ビーティー」は1982年、「ダイヤモンドは砕けない」は1992-1995年に制作されたので実話をモデルにしたとは考えにくいです。
こういったことに関しては作者の荒木さんからのコメントはありません。
もしかしたらこういった事件が起きることも予言していたのか?あるいは過去に被害にあったのかもしれませんね?
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コーランをネタにして国際問題に!?
長い歴史があるジョジョですが、最も人気の高い「スターダストクルセイダーズ」のアニメ版で、あのイスラムの経典である「コーラン」をネタにしたのではないか?という都市伝説がありました。
もっとわかりやすくいうと本作最大の悪役であるDIOがアラビア語で書かれた本を読みながら失敗した部下を脅すというシーンがあるのですが、そこで読まれている本こそ「コーラン」なのではないか?という議論が日本国内外で問題になり一時、国際問題になりかねない騒ぎでした。
ファンの中でも「あれはコーランじゃない」「コーランだ」という派で別れ問題になりました。では、本当にコーランをネタにしていたのでしょうか?
これが問題になったシーンです。
アラビア語なのかなんなのか少し理解できません。
ですが、さらにアップにするとこうなります。
これは間違いなくアラビア語でしょう、右ページの下には、こう書かれているそうです。
「これらの信仰した者たちは,アッラーを唱念し、心の安らぎを得る。アッラーを唱念することにより、心の安らぎが得られないはずがないのである。」
つまり、最高神アラーは安らぎを与えるが、与えないこともある。とのことです。
なるほど、確かにコーランをネタにしているのは間違いないようですね。
ですが、このシーンの前後では部下のホルホースがDIOの態度に怒り彼を暗殺しようとするシーンがありました。
DIOはコーランをみせつけて「自分に従わないなら命はないぞ」と脅していたのです。
ちなみにこのシーンは原作ではこうなっています。
こっちの方だと、何を読んでいるかは理解不能ですね。
これについては都市伝説というよりかなり事実に近いかもしれません。
作者は吸血鬼?
ジョジョの作者である荒木飛呂彦さん。
彼が吸血鬼ではないか!?という都市伝説があります。
かつてジョジョでは吸血鬼がメインの敵だったこともあります。
まさか、本当に吸血鬼なのでしょうか?
作者である荒木飛呂彦さんが若いころからあまり顔が変わっていないということから、多くのファンがジョークのネタにしているというのが事実のようです
では、本当に若いころから顔が変わっていないのでしょうか?
これは変わっていませんね、ファンの多くはこの若いころから顔が変わっていない事をネタにして「実は荒木先生はひょっとして不老不死の吸血鬼ではないのか?」とネット上で話しているようです。
これには裏があり、スポーツマンで健康に気を使っているという漫画家らしくない健康法を心がけていると、その後のインタビューで明かしています。
そして、ジョジョ以外の連載をとらないことで余計な労働をしないことも健康の秘訣として明かしています。
さらに午後10時に寝て、午前5時に起きるという生活習慣を守っているそうです。
なるほど、睡眠と運動こそ健康の証なのですね。
でも、本当に吸血鬼かどうかはわかりません。
もしかしたらそうかもしれません・・・。
まとめ
ジョジョに関する都市伝説の数々をまとめました。
色々な噂がある漫画ですが、そういった噂が出てくるのも人気があるからであり、多くのファンが彼の漫画を愛しているからこそ勝手に都市伝説がでてくるのかもしれません。
また、その中には事実だったものがあるのでこういったところも含めてやはり歴史に残る漫画だなと感心させられますね。
これからも面白い漫画をがんばって書いてほしいものです。
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