ディズニーランドの都市伝説「水没したミッキーはどこへ…」

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東京ディズニーシーには、アトラクションにがっつくより、パーク内をのんびり散歩したりショーをゆっくり楽しむ目的で訪れる人も多いだろう。

そんなのんびりしたい人派が楽しみにしていた東京ディズニーシーでのショーに、思いがけない事故が起こり、都市伝説となっている。

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それは2008年のこと、東京ディズニーシーはその名のごとく、水にまつわるアトラクションやショーが多い。

問題のショーも、ミッキーが水上バイクで華やかに登場してゲストにアピールするという演出だった。

そうそうたるファンファーレやアナウンスの下、ゲストの期待も最高潮に高まったところで、ついにミッキーマウスが颯爽と水上バイクで水面に躍り出てきた。

一帯どこから!?という演出に驚いたゲストは、ここで拍手喝采してミッキーの卓越した水上バイクさばきに歓声を上げるはずだった。

ところが、突然のハプニングに、ゲストは感動の歓声ではなく別の声を上げることに。

というのも、水上に現れたかと思ったミッキーが、バイクから転倒して水面下に消えてしまったのだ。

当時の映像は、居合わせたゲストがビデオ映像をYoutubeなどにアップしている。

しかし、都市伝説となってその後語り継がれているのは、事件のあった事実についてではない。

実はもっと悲惨な真相が、この事件には隠されているという。

下に続く。。

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事件のあった水上ショーは、水面下に大掛かりな仕掛けがあり、キャストが登場したり退場するときには水が引くようになっていた。

ところが、ミッキーがスキーから転倒した瞬間には、勢いをつけるために激しく水面が渦巻かれていたのだ。

ここにバイクから落ちて水没してしまったミッキーの運命は…ゲストには知られることがない。

なぜなら、東京ディズニーシー(もちろん東京ディズニーランドも)のキャラクターキャストは全て、着ぐるみの頭をはずしてはならないという契約をしているからだ。

どんなことがあっても…つまり、水没して重い着ぐるみを水中で脱ぎ捨てて早く水上に浮かび上がりたくても、契約上ミッキー(の中の人)にはそれが出来なかったのだ。

東京ディズニーシーでも、キャラクターの着ぐるみに人が入っているなどと知られてはいけないので、その後の真相は公にできず、都市伝説がささやかれるに任せている。

大人になれば誰でも着ぐるみの中に人が入っていることなど知っているのだが、東京ディズニーシーに入園すると夢の世界の幻想に包まれて、キャラクターを人が演じているとは思えなくなってくる。

これを徹底して演出しているのがディズニーリゾートであり、水没したミッキーも別の場所で登場することで「無事だったんだ!」という都市伝説にしたいのだ。

とはいえ、重い着ぐるみを身につけて水上バイクを乗りこなすパフォーマンスをこなせるほどのキャストでも、あの激しい水の渦の中での脱出劇は、タイタニックにも匹敵する過酷さだろう。

関係者が無事に生還できていたらいいものの、夢の世界を作り上げるには数々の悲劇の都市伝説も生まれていそうである。

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