ウルトラマンの都市伝説《放送禁止の回と謎の最終回》

50年以上の歴史がありながらも世代を問わずいまも人気が絶えない”ウルトラマン“。

子供のころに見たという人も多いのではないでしょうか?

そんなウルトラマンですが、多くの都市伝説があるのを皆さんはご存知だったでしょうか?

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ウルトラマン謎の最終回

ウルトラマンシリーズの最終回といえば、それぞれの作品で高い人気や知名度があるものになりますが、その長いシリーズの中で初代ウルトラマンでは「ウルトラマンが街を破壊して終わり」という作品があるということで都市伝説になっていたそうです。

 

そんな話あるのか?と思う方もおられるでしょう。

特撮ファンで有名な伊集院光さんはラジオでこの伝説の最終回についての話をしたところ、リスナーから数多くの情報が寄せられ、他にも同じものを見た人がいることがわかりました。

さらに伊集院さんは情報をまとめていくと目撃証言があった地域はすべて同じ埼玉県と特定しそれがウルトラマンではなく別作品の「アイアンキング」である、ということもわかりました。

アイアンキングは大和朝廷に滅ぼされた古代人の一族が報復のため派遣したロボットや怪獣たちと政府のエージェントと巨大ロボットが打倒していくという話で、キャラの見た目もウルトラマンに似ていたので多くの視聴者がウルトラマンと勘違いをしたようです。

さらには、最終回が前後編に別れており前編で宇宙人に洗脳されてしまったアイアンキングが街を破壊し後編で洗脳が解けて大逆転をするというお話でした。

 

しかし再放送をしていた地域によっては最終回前編で打ち切られ、ウルトラマンとアイアンキングを見間違えたユーザーが「最終回前にウルトラマンが街を破壊して終わったことがある」という感じで間違った知識のまま伝言ゲーム方式で話が伝わっていってこの話が生まれたそうです。

 

放送禁止になった回がある?

これは割と有名なお話ですが、ウルトラマンシリーズでも有名な作品の「ウルトラセブン」で欠番になった話があるそうです。

 

その話の名前は「遊星より愛をこめて」で、そのお話には核爆弾の放射能に惑星全体が被曝してしまい地球人の血液をほしがる宇宙人、スペル星人が出てきた回です。

 

このお話自体は当時、普通に放送され、話題にはなりませんでしたが数年後のある日、子供向け雑誌の付録としてついていた「かいじゅうけっせんカード」の中に「スペル星人・ひばくせい人」というカードをみつけた少女が、東京都原爆被害者団体協議会のメンバーだった父に相談してそこから広まりついに二度とスペル星人に関しては公開しないということになったそうです。

しかし、これはあくまで日本だけのお話ので海外では「遊星より愛をこめて」は普通に放映されていました。

これは原爆投下という人類史上に残る最大の悲劇を経験した日本人と経験していないアメリカでは「核爆弾」「被爆」というものはあまりタブーではないからなのかもしれません。

 

さらに一部では1988年に発生した東京・埼玉連続少女殺人事件で犯人となった宮崎勤元死刑囚はこのビデオを所持しており、ある情報筋の話だとこの「遊星より愛をこめて」を録画したビデオは彼経由で出回ったのではないか?という話まであるらしいです。

 

なぜそんなビデオが出回ったのか?というと宮崎勤元死刑囚はビデオブローカーに様々なコネをもっていたようで、彼とそのビデオブローカーの関係を知る人が雑誌に情報をリークしたこともあるようです。

「遊星より愛をこめて」もそんな闇映像をもっているブローカーと宮崎元死刑囚が交渉して手に入れたのではないか?というのが説の一つとしてあるようです。

ブローカーの中にヤクザのようなアウトロー世界の住人がいたともいわれています。

 

さらには宮崎元死刑囚は彼ら経由でスナッフフィルムを手に入れて、それに影響されるかのように殺人事件を起こしたのではないか?という指摘もあります。

ですが、客観的な証拠はほぼなく信憑性には欠けているという声もあるようです。

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ウルトラマンと沖縄の関係

 

これはファンの間で有名な話ですが、ウルトラマンシリーズで複数の脚本を手掛けた金城哲夫氏は沖縄出身者であることで有名です。

その代表例としてあげられるのは怪獣の名前です。

ウルトラマンに出てくる怪獣ジラースは沖縄弁でいうと「次郎兄さん」になり、ウルトラセブンに出てくる宇宙人のチブル星人のチブルという言葉は沖縄で「」という言葉をチブルと呼ぶからともいわれています。

さらにいうとウルトラマンたちの出身惑星であるM78星雲は78で「那覇」をモデルにしているともいう話があります。

こういったこと以外にも金城哲夫氏はたびたび沖縄に関する話を書いています。

 

最も有名なのはウルトラセブンの「ノンマルトの使者」で、この話に出てくるノンマルトという敵は人類以前に地球を支配していた海底民族で、彼らの領域にまで手を出す人類に警告する為に怪獣を派遣してセブンは悩みながらも彼と戦うというような話でした。

 

この話をみた一部の特撮マニアたちは「あれは在日米軍に占領されていた還前の沖縄を描いているのではないか?」とも「本土の人間に支配された沖縄人の悲しみが描かれているのではないか?」ともいわれています。

 

さらに金城哲夫氏はウルトラマン=米軍、科学特捜隊=自衛隊、に例えていたのではないか?という説もあります。

それは初代ウルトラマンの最終回はゼットンにウルトラマンが倒されて、科学特捜隊がゼットンを倒すというものでした。

これは「米軍に頼っていないで日本は自立しろ」というメッセージがこめられていると指摘するマニアも多いようです。

 

また未確認の情報ながら金城哲夫さんは沖縄県のラジオで『米軍の負担を減らす代わりに自衛隊が自主防衛したほうがいい』と語ったことでラジオを追放させられたという話もあるようです。

現時点では彼がどう思ってこれらを作ったのかはわからないままです。ちなみに金城氏は37歳という若さでこの世を去っています。

 

まとめ

数々の都市伝説を持ったウルトラマン。

こういったところがあるからこそウルトラマンという存在は今でも高い人気を誇るシリーズとして君臨しているのでしょう。

これ以外にももっと都市伝説が多くありそうですね。

平成以降のウルトラマンシリーズにも何か都市伝説があるのではないでしょうか?

これからもウルトラマンシリーズから目が離せませんね。

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