ぽぽぽぽーんの都市伝説《隠されたメッセージと言葉の秘密》

 

みなさんは、ACジャパンの『あいさつの魔法』という、テレビCMを覚えていらっしゃいますか?

2011年春、日本で未曾有の大災害『東日本大震災』が発生、想定外の揺れ、津波、原子力発電所の事故など、想像を絶し、7年以上経た今でもその爪後は消えていません。

国内のテレビ局は、震災関連の報道番組に終始し、企業もテレビCMを自粛しました。

その企業CMの代わりにテレビで放映されていたのが『あいさつの魔法』というACジャパンのキャンペーン広告です。

みなさんは『ポポポポーン』というフレーズで耳に残っていると思います。

このACジャパン『あいさつの魔法』、とにかく終日放映され耳から離れませんでしたが、その中で色々なうわさ話や都市伝説が語られるようになりました。

そのいくつかをご紹介します。

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ACジャパン『あいさつの魔法』ぽぽぽぽーん

【挨拶をしましょう】を低学年にまで対象を広げた企画広告です。

挨拶をするとユニークで楽しいキャラクター達が登場、友だちがだんだん増えていく様子を、歌とアニメーションで表した小さなお子さんにも親しみやすい内容です。

あいさつは楽しいこと、お友だちがたくさん増えるのは素敵なこと、というメッセージをこども達の心に届けたCMでした。

北海道の広告代理店で作成されたCMですが、東日本大震災のあと、全国で放映され、全国民にひろがりました。

2011年ネット流行語大賞金賞にも選ばれています。

これは、「なでしこJAPAN」、「マル・マル・モリ・モリ」、「ヤシマ作戦」を抑えての受賞でした。

ちなみに この年のユーキャン流行語大賞では同じACジャパンの“こだまでしょうか”がトップ10に選ばれています。(明治期の詩人 金子みすゞ作)
この『あいさつの魔法ポポポポーン』にはネット上などでいくつかの不思議なお話、都市伝説的なものがささやかれていました。

いくつかご紹介しますね。

 

魔法の言葉に隠されたメッセージとは?

理由はさておき、爆発的に広まった、物事には不思議な都市伝説的なことが多々言われます。

この“魔法の言葉”CMも同じように言われてきました。

例えば、このCMのコンセプト『挨拶の魔法』をローマ字表記してみます。

Aisatsu no mahout”になります。 これを並べ替えると “aah tsunami osou”(ああ、つなみ、おそう)となります。

こじ付けでしょうか? 東日本大震災発生後、企業CMが自粛する中、多く流れたCMです。

震災の恐怖を暗に伝えるメッセージを入れたと考えるほうが自然ではないでしょうか?

文字を並べ替えるだけで浮かび上がるメッセージ、未曾有の災害を忘れてはいけないと潜在意識に訴えるCMだと思います。

 

あいさつの言葉とキャラクターの秘密

CMでは、挨拶をすれば友達が増えると子供たちに言っていますね。

あいさつ坊や、あいさつガールの二人を中心に

“こんにちワン(犬)・ありがとうウサギ(うさぎ)・こんばんワニ(ワニ)・さよなライオン(ライオン)・おはよウナギ(ウナギ)・いただきマウス(ねずみ)・いっきまスカンク(スカンク)・ただいマンボウ(マンボウ)・ごちそうさマウス(ねずみ)・おやすみなサイ(サイ)と男の子と女の子それに9匹の動物たちが登場します。(いただきマウスとごちそうさマウスは親子)

それぞれの登場人物及び動物にはキャラクター付けがされていて愛らしい表情など子供たちになじみやすくなっていますね。

さて、この中で“行ってきます”“ただいま”があるのに『おかえり』がありません。

すこし不自然だと思いませんか? 実は、東日本大震災で亡くなった人が家に帰ってこないのを暗に表現しているからだと言われています。

また、“挨拶をすれば友達が増える”というコンセプトのメインキャラクターが『ポポポポーン』と言葉と共に隣に少女が現れると言う表現も東日本大震災で亡くなった女の子の幽霊が現れるのだという説も話されています。

子供向けに作られたCMだけど、東日本大震災で亡くなった人々を思い起こさせる悲しい表現のCMではないかとささやかれているのも事実です。

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その他、ネットに流れる数ある疑問

この男の子は 一人暮らしなのか?

いただきますの向かいに誰もいないのはなぜ?家族は東日本大震災で亡くなったのか?

以下、たわいもないネットのお話だが…

 

さよなライオン(この世からさようなら)

さよなライオンの背景色が夕方色で、バックの時計時刻が午後3時25分。

津波警報の5分後のタイミング。

 

いってきまスカンク(あの世へ逝ってきます)

 

おやすみなサイ(永遠におやすみなさい)

 

ともだちふえるね(まだまだ死人が増えるね)

 

こんにちワン(あの世からお迎え)

 

ありがとウサギ(今までありがとう)

 

マンボウの表現、バックが泥水の中を漂う水死体のように見える…

ぽぽぽぽーん(原子力発電所の爆発)

等々きりがない。

 

まとめ

これらはあくまでも ネットの世界での妄想やたわいもないうわさ話です。

いつの時代も、なにかしら大きな事件や出来事があると根も葉もないうわさ話が世の中に出回ります。

インターネットなどまったくなかった時代には、そのうわさ話が政治を動かしてしまうような事もありました。

古くは平安の時代、疫病や天変地異があると悪いうわさがひろがり、時の政権が後退したり、近年、大正時代には関東大震災で、外国人に対する非難や嘘のうわさ話が広がり、略奪や暴動にまで行き着いてしまいました。

今でもネット上のフェイクニュースに政治や経済が左右される事もしばしばです。

これからは、それらに惑わされること無く自分の耳と目を信じて、落ち着いて判断することが大事でね。

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